フロー・ミュージック(羽生)
【フロー・ミュージック】
五月祭試合というビッグ・ゲームに向けて、自分が現役の時に続けていた「100%のパフォーマンスを出すフロー状態に持っていく」ための音楽について紹介します。
有名な曲ばかりですが、継続的に聴いて自分のメンタルと結びつけることで、その音楽によって再現性高くコントロールできるようになることが大切だと思います。
音楽で感情が動く人は特に、自分の「フロー・ミュージック」を探してみるのはオススメです!
①閃光少女/東京事変
https://www.youtube.com/watch?v=bu27_g_O54o
「今日現在(いま)が確かなら万事快調よ」
「明日には全く憶えて居なくたっていいの」
「昨日の予想が感度を奪うわ、先回りしないで」
Aメロの始まり20秒から、ボーカルの椎名林檎が「フロー状態の何たるか」を全て言ってしまっている、とんでもない楽曲。
現役時代に1,000回は再生したと思います。大切なゲームの前は勿論、毎練習前にも必ず聴いて「閃光少女を聴けばフロー状態に入れる」というパブロフの犬的なメンタルコントロールをしていました。
椎名林檎の声質も相まって、自己催眠にはうってつけの曲です。
②ええねん/ウルフルズ
https://www.youtube.com/watch?v=bssK6prrHrQ
ABチームの間にいた2年生のとき、寝る前と練習前に3回はリピートしていた曲。
当時はAチームの練習でも、Aチームのオフの日に毎回駆り出されていたBチームの試合でも、常にコーチに評価されてジェットコースターのようにチームを行き来していました。
Aの練習では常に怒られ、AB合わせて15連勤くらいをシーズンを通して繰り返し、肉体的にも精神的にも終わっていた時期でしたが、
同じ境遇の同期と皆でこの曲を聴いて、「評価なんて気にしなくてええんやなぁ、ミスって怒られてもええんやなぁ」と開き直っていた方が、意外とパフォーマンスも良かったです。
「評価される」「ミスする」「怒られる」というフローを邪魔する意味付けを、開き直りで解消させてくれた曲でした。
同じウルフルズの「笑えれば」もオススメです。
https://www.youtube.com/watch?v=L-ZWzztTX54
③Run/B’z
https://www.youtube.com/watch?v=qT1bWIGEfRA
4年生のときによく聴いていたB’zの楽曲。
(かなり男っぽい曲ではあるけど、、、)
当時の自分のメンタルコントロールは、
「もうラスト1年、あと何回学生ラクロスをできるか分からない」という引退が差し迫った中で、
仲間と過ごせる数少ない時間やこれまで支えてくれたチームのメンバーへの感謝がベースにあって、自分のメンタルを揺らがせるような細かいことは全部吹っ飛んでいた気がします。
「これは一生の何分の一なのかなんて、よくできた腕時計で計るもんじゃない」
「人間なんて誰だってとても普通で、出会いはどれだって特別だろう」
とはまさにその通りで、
今年の4年生はあと何回一緒にグラウンドに立てるか分からないし、下級生もいつかは共に過ごした仲間と最後にラクロスをする時間は来る。
そう考えると、自分のメンタルを揺らがせていることなんて本当にちっぽけなもので、
何よりも大切なことは、目の前のプレーに集中して、一緒にプレーする仲間と残された時間を踏みしめることだと、今でも強く思っています。
(おまけ)希望の轍/サザンオールスターズ
https://www.youtube.com/watch?v=nVkeCIDI1Sg
(※PVもLIVEも落ちてなかったので、原曲をiTunesで探して聞いてみてください笑)
(当時の)Blue Bulletsのメンバーの共感覚的な楽曲。
飲み会や打ち上げ、今は誰かの結婚式では必ずかかるような曲です。
今思うと、チームレベルでメンタルコントロールできる手段にもなっていて、その辺りは(誰かが意図的にやっていたのかは分からないけれど)当時のBBはよく出来ていたなと思います。
Celesteでも、世代を超えて同じ感覚に陥るような曲(曲じゃなくてもいいけど)があるといいかもしれないですね。